スポーツクラブと特定保健指導
先日、通っている(通っていると言っていいほど通っていないです)スポーツクラブのマネージャーさんと話をした。
健康運動士歴は私の方が先輩らしい。(かれは実践者のキャリアが長い)
ちょっと先輩ぶって特定保健指導について話した。
(あなたがとったくらいの時期は保健指導に健康運動士が必要だって
運動士会でかなり働きかけて、カリキュラムが緩くなったから、当然特定保健指導について、ご存じだと思うけど)
「特定保健指導について、どう思う」と聞きました。
彼曰く、なかなか勧めたくて、同じビルのテナントの和食屋さんとコラボしていろいろ考えている。管理栄養士も探していると。
さすが、特定保健指導については学んでいるね。
でもちょっとスポーツクラブの会員さん向けを考えていて
「ちがうんだよ、ターゲットは生活習慣でメタボで、運動や食事を少し変えれば結果が出る人だよ」と。
力説してしまいました。
「あと、自営業の検診を受けて受けっぱなしのような人も。ここは健康増進施設なんだから、保険者(健保とか国保とか)と協力してやっていけば、血圧の高い会員なんて言っていないで、すごい広い幅のひとなんだよ。」
とつづけました。
いるかわからないけど、管理栄養士さんを見つけても見つからないとか言わないで、栄養士会に聞いてみな。と伝えました。
出来る人が今すぐいるかは分かりませんが、
言っておけば、絶対あとに繋がります。
山梨県で行政で、健康運動指導士を育成しなくなったのは、
健康増進施設や民間のスポーツクラブの健康運動士さんが、保健指導やもっとたくさんの人に生活習慣病にならないように
専門的で、いつも身近な運動指導が受けられるという土台(マンパワー)が健康運動士会の働きかけで出来るようになったから。
自分の好きな時間に、スポーツクラブに入っていなくても、栄養と運動の指導が受けられるなんて、保健指導っていいシステムだなあと本当に思います。でも受けられない人がいる。
地域差や個人のあり方もありますから。
今日も皆さんが生活習慣病と無縁な生活を送れますように。